読書メモ
旅。建築の歩き方/彰国社編 原広司、石山修武、山本理顕etc蒼々たるメンバーがいままで旅してきた土地を語る対談をまとめた物。 意外に皆、名建築そのものよりも都市空間に感銘を受けて帰ってくるみたい。 それにしてもガルダイヤ大人気。そんなにスゴイの…
建築写真家からみた建築論。 ファインダーを通して見た建築は、僕たちが見ているものとは少し違って見えるのだろうか? 何度も何度も写真を見て、実際の建築を見に行った時に大きく印象が異なることはよくあること。 建築写真とはどんなものであるべきなのか…
20世紀初頭の建築家、アスプルンドの作品集。 コルビュジェとほぼ同年代で多大な影響力もあったにも関わらず、90年代になるまでほとんど顧みられることはなかったそうですが、かくいう僕も森の葬祭場がユネスコに世界遺産登録されるまで知りませんでした…
建築家岸和郎がチャールズ・レイ・イームズの自邸を訪ねる。 なんでも、イームズハウスの写真や図面は全てイームズ財団が管理していて、今回新たに撮影許可が下りたことが大変貴重な機会とのこと。 なるほど、クリアな画質の写真も見所なわけですね。著者が…
読書じゃなくて映画。 以前も紹介したけれど、いつのまにかDVDが発売されていたので、購入。先進国で1日に2億杯消費されるコーヒーと、正当な対価を得られず子供を学校に行かせることも出来ないコーヒーの生産国を取材したドキュメンタリー。都市でネク…
これも図書館。ニラハウスを始め、氏の建築が完成するまでの奮戦記みたいなもの。ただベタベタと、石や木材を貼ったりしているわけでは無いだろうなとは思っていたけれど、まさかここまで徹底的に研究研鑽しているとは…。 盲目的に「自然素材は良い」なんて…
たまたま図書館で見つけて気になった、この本。著名人の本棚をのぞき見て、思い入れのある本や本棚について語ってもらうとうもの。 有栖川有栖や神林長平、夢枕獏etc…といった面々の読書歴、写真に写った本棚の中の背表紙を見て、「あー、この人こういう本を…
珈琲時間 vol.01―完全保存版 特集:自分スタイルで珈琲を味わう。 (大誠ムック 10)出版社/メーカー: 大誠社発売日: 2008/10メディア: ムック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るコーヒーをメインに扱った雑誌って、これまであったのか…
20世紀の4大巨匠の一人、ルイス・カーンの住宅作品集。ソーク研究所やキンベル美術館で名を上げた後も、住宅を丁寧に丁寧につくったカーン。 石と煉瓦と木、オーソドックスな仕上げを用いていても、その根底に宿る芯にブレは無い。
フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの住宅作品集。買うつもり満々だったけど、図書館で見つけて借りてきました。良い仕事をしてます。岐阜県図書館。ヴィラ・マイレアやアアルト自邸、アアルトの実験場でもあった夏の家等、メジャー所をきっちり押さ…
昭和の娯楽小説のえらい人。その晩年のエッセイ集。 読みやすくて、かつ大変おもしろい。 風太郎アイを通してみた世間は、ウィットにあふれている。他のも読んでみたくなった。
本じゃないけど。イギリス・ドイツ合作のドキュメンタリー映画。 ここ数年、ドキュメンタリー映画もあるていどの地位を確保できたみたいでちょこちょこ日本でも放映されるようになって、ドキュメンタリー好きとしては嬉しい限りです。これも、北極のクマから…
まぁ、たまには息抜き☆ バカンスに下界へやってきたブッダとイエス。立川の安アパートで今日もゆるい生活を満喫中。 笑いすぎてハゲそう!
RealDesignの別冊でオフィスについて集中的に扱った特集号。 佐藤可士和氏と楽天の三木谷社長の対談に始まって、最新のオフィス事例をたっぷり紹介。 へーおもしろいなぁ。
タイトル通り、おもわずナンダコレ?!といわんばかりの可笑しな家ばかりを集めた写真集。 見た瞬間、コーヒー吹くような家から、思わずハッとさせられるような家まで、じつに見所満載。 建築家が思いのたけをぶつけた結果、一般的な感性から見れば奇天烈に…
手帳:クオバディス エグゼクティブ 日記:MOLESKINE Diary ノート:ミドリ MDノート まぁ…よくもこうたくさん持ち歩くもんです…。というわけで、現在3冊常備というのがここ数年のデフォ。 さすがにちょっとめんどうくさい。なんとか1冊、無理なら2冊に…
「夜のピクニック」で有名な恩田陸の短編集。この「図書室の海」には夜のピクニックの前夜話といえるものが掲載されているので、気になっていました。どうやらこの作者、自身で書いた長編の後日譚や登場人物の幼少期といったものが大好きな様子。 この短編に…
造り付けキッチンに特化した本。 キッチンの作品集のように見ても楽しいが、ステンレス天板を溶接するときに起こる熱ひずみを回避できる「厚み」であったりとか、シンクの納まりだとか、詳細図も掲載のうえで、実務者ならではのノウハウもかいま見られて大変…
建築家、堀部安嗣氏の初作品集。 秩序だち、凛とした建築。 舐めるように写真の隅々まで見て、また後日ページをめくると新しい見え方を発見する。写真はすべて、氏自身が撮影したものだそう。
作家 村上龍と経済人の対談集、第2弾。前作も読んで、非常におもしろかったので本屋で見かけて即ゲット。 同名番組をテキスト化してあるだけかと思っていたけど、そこはやはり村上龍。読みやすく、大変おもしろい。そしてやはり村上龍の言葉は深い。成功す…
メキシコの建築家ルイス・バラガンの作品集。 実はいままであんまりよくは知らなかった。「ピンクの壁のひと」くらいの認識で、その鮮やかな色彩に無意識に避けていたのかもしれない。しかしそのピンクは見事に空と水面のブルーに調和してすばらしい光を紡ぎ…
山川直人のコーヒーもう一杯、新刊。売れないシンガーソングライター、漫画家、猫専門の探偵etc…それぞれの人生とそれぞれの時間に1杯のコーヒーを。 個人的には「本を読む男」「うちあけ話」「探偵物語」「鞄の中」がお気に入り。コーヒーをブラックで飲む…
こちらも次の仕事の資料。 化粧品のパッケージやボトルのデザインを集めた作品集。 「彼方の女」と書いて彼女と言うように、とかく女性は向こう岸の存在ですが、そのとおり我々男性とはまったく違う視点があることに気がつかせてくれます。 新鮮。
次の仕事の資料。優れたパッケージデザインの作品集。 商品の魅力をさらに引き出すのにパッケージデザインは欠かすことの出来ないファクターです。 店舗設計の時は出来ればトータルでチャレンジしていきたい部分でもあります。
新国立美術館のロゴとか、ユニクロのブランディングとか携帯デザインとかこのところ売れっ子。内容はデスクの整理から思考の整理。 デザインがいかに理路整然と形作られていくかの課程は、自分のスタイルとも合っているかも。 あんまり好きじゃなかったけど…
ポルトガルの重鎮、シザの作品集。 有無を言わさぬ建築の存在感に圧倒。ただ白くて四角い量塊ではないのだ。
再読。住宅に重きを置いた建築家、宮脇檀の住宅論。 宮脇氏が長年、住宅設計をするうえでの基本としてあるものや、根底にあるものをまとめたもの。 氏が亡くなったのは僕が設計を始めた間もない頃で、専門誌に掲載された訃報を見てショックを受けたのはいま…
超売れっ子建築家夫妻、手塚夫妻の作品集。 初期の作品から近作のふじようちえんまで網羅。 文章よりもビジュアルメインで、綺麗な写真がいっぱい。難しく考えずにパラパラめくるだけでも楽しい。
「夕凪の街桜の国」で一躍時の人となった、こうの史代の新作。 クオリティーは相変わらずに高い。昭和19年の広島。主人公、浦野すずは軍都、呉へと嫁ぐ…。 と、時代設定と舞台だけ聞けば「夕凪〜」を思い起こさせるけど、内容はいつものこうの節。どちらかと…