読書メモ

本のこととか2015

今年も残すところ僅かですね。 去年も、その年に読んだ本のうち特に気になったものをまとめていたので、今年もいろいろまとめてみたいと思います。 建築 堀部安嗣作品集: 1994-2014 全建築と設計図集 堀部安嗣氏の作品集。初期作から2014年のものまで、写真…

本のこととか

2014年もあと僅かですね。 去年も年末に、その1年に読んだ本のうち適当にセレクトしたので今年も何冊かチョイスしてみます。 気になったらぜひお手にとってみてください。 建築 建築意匠講義/香山壽夫 最初に読んだのは学生時代ですから、もう15年以上も前…

本のこととか。

2013年も残り1日。今年もたくさんの方に支えられなんとか生き延びることができました。 さて、その人の本棚を見ればその人のひととなりがわかるとはよく言いますが、今年読んだ本の中から、各ジャンル個人的に偏ったチョイスで選んでみました。■建築 Helene …

possibility in portraiture

春木麻衣子さんの写真集。 極端なハイキーローキーで焼かれた影に一発でノックアウト。 決してモノクロ写真ではないにもかかわらず、見る印象は光と影、黒と白が強烈に印象に残ります。 またその大胆な切り取り方に感じる建築的な匂い。 と思ったら、帯は五…

IMA Vol.3

定期購読している写真雑誌IMA Vol.3が届きました。 今号のテーマは「写真は世界を旅する」 撮影旅行だったり、あるいは大切な人との旅先での記録だったり。写真家達がレンズを通して見た旅に迫ります。この特集もすばらしかったですが、巻頭に掲載されている…

 IMA Vol.2

定期購読している写真雑誌IMA Vol.2が届きました。 今号の特集テーマは「都市と写真の現在」 寒い冬の夜、コーヒーをお供にゆっくり眺めようとおもいます。シャッター最近切ってないな…。ツジデザイン一級建築士事務所

スケッチトラベル

スケッチトラベル日本語版が届きました。 この赤いスケッチブックは、アーティストからアーティストへ手廻しにされ4年半かけて世界を旅してきました。 発起人は今ではピクサーのディレクター堤大介とその友人ジェラルド・ゲルレ。 もちろん名前は知らないア…

木をかこう/ブルーノ・ムナーリ

イタリアの画家でグラフィックデザイナーのブルーノ・ムナーリ。 彼が木のかきかたを絵本にしてくれています。むずかしいことはぬきにして、木をかをかいてみよう!そんな気にさせてくれる絵本です。

建築家の読書術

TOTO出版20周年記念の講演会をテキストに落としたもの。30代の若手建築家達が選りすぐった100冊の本達。 読んだことあるのはたったの6冊! 興味あるものから順次読んでいきたい。

WindowScape 窓のふるまい学

世界の窓のありようを、塚本由晴研究室がまとめた本。 ただ開いてればいいってもんではないんですよね、窓。

PEN 10/15

このところのPENはツボをついてくる。 バウハウス特集も。

夏への扉

先日までの雨が嘘のように、雲が高く登っていました。 夏になる度に読み返したくなる小説ってありますよね。僕にとってはこれ。 ハインラインの夏への扉。昨年、新訳版も出版されましたが、やはり夏への扉といえば、この猫の後頭部の装丁ですよね。

普通の住宅、普通の別荘/中村好文

食堂かたつむり

本屋さんで文庫にいつのまにか文庫になっているのを見つけて購入。

住宅建築2010 8月号

隔月刊に変更になって最初の号は永田昌民特集。私の好きな住宅作家の一人です。 けれんみのない、しかし丁寧に作られた住宅の数々。

住宅建築5.6合併号

「建具の愉しみ」と第打っての建具特集。 次号からは隔月刊に変わるそうで、建築雑誌も変化の時代を迎えているのかも。

神々の食 池澤夏樹

食べることは生きてること。作家池澤夏樹が沖縄の食について語るエッセイ。 「豆腐は魔法である。」作家の力量は文章の書き出しでわかる。やはりこの人は特別(なんかエラソウですみません…)

a+u増刊RPBW 1989-2010

竹原義二の住宅建築/TOTO出版

竹原義二氏の作品集。 複雑に絡み合う「ズレ」と「スキマ」圧倒的な量塊で存在感を示す広葉樹。 舐めるように平面図と写真から空間を読み取ろうとしてみるけれど、実に時間のかかること。(僕の能力の問題かもしれないけれど。。)いつか実作を見てみたい建築…

藤森照信、素材の旅

貝灰しっくい、鉄平石、焼杉etc…。 建材になった綺麗なだけの素材には目もくれず、荒々しくワイルドな素材そのものをひたすら探求する氏の産地を訪ねる旅。

四畳半神話大系/森見登美彦

夜は短し歩けよ乙女でブレイクした森見登美彦の出世作。 四畳半神話大系に出てくる人物の幾人かが、夜は短し〜でも登場する。 こういうスターシステム的なのは好きだ。

ママはテンパリスト2/東村アキコ

子育てエッセイ漫画の第2巻。 暴れる、嘘をつく、エロい。ごっちゃんの傍若無人ぶりにも拍車がかかってます。 漫画家漫画としても秀逸。うちの姫はいまんとこ…暴れるくらいしかかぶっていなくて安心。 ヒナギクは危険を察知して、逃げ回っている。姫を嫌い…

-FUL クライン ダイサム アーキテクツ

KDaのまとまった作品集としては初めて。

夜は短し歩けよ乙女/森見 登美彦

いつの間にか文庫になっていたので、これを機会に読んでみる。 甘酸っぱい話だと思っていたら、ザルの女の子が飲み歩く話でビックリ(笑) 漫画家の力量は食事シーンを見ろなんて以前書いたけど、小説もしかり。 偽電気ブランを飲みたくなる。 しかし、電気ブ…

オスカー・ニーマイヤー―形と空間

ブラジルの巨匠、オスカー・ニーマイヤーの作品集。 NYの国連ビルとかブラジルの国会議事堂とかそうそうたる功績だけど、やはり一番気になるのは自邸。

きのう何食べた?/よしながふみ

漫画家の力量を見るには、食事シーンを見ろ!と常々思ってる。力のある漫画家が描いた食事シーンはうまそうに喰うんだ、これが。 よしながふみの力量を見せつけてくれる良作。 料理したくなる。

普段着の住宅術

中村好文氏の住宅にまつわるエッセイ集。 その中でも気になった部分…。 立原道造のヒアシンスハウスについて触れられている。 数年前「住宅建築」誌に掲載されたその小さな建築は、なにかこう小さな物好きのハートをくすぐらずにはいられなかったのだけど、…

ママはテンパリスト 1 /東村アキコ

たまには息抜きもね。 マンガ大賞2009ノミネート10作品のうちの一つ。 漫画家東村アキコと愛息子ごっちゃんの日常エッセイ漫画。 笑いすぎてハゲそう。我が家もいつかこんなになるのかな。

宮脇檀 旅の手帖 /宮脇 彩

住宅作家宮脇檀が無くなるまでの数年間に訪れた旅先でのスケッチ集を娘である宮脇彩が編したもの。旅先でホテルにチェックインするやいなや、スケッチブックとコンベックスを取り出し実測を始めるという。 小さなオニオンスキンの手帖に書き込まれた部屋の実…

そっと建築をおいてみると/乾久美子

現代建築家コンセプト・シリーズの3巻目。 作品集というより、そのものコンセプトワークのような構成。