イームズ・ハウス/岸和郎

イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ (ヘヴンリーハウス-20世紀名作住宅をめぐる旅 2)
建築家岸和郎がチャールズ・レイ・イームズの自邸を訪ねる。
なんでも、イームズハウスの写真や図面は全てイームズ財団が管理していて、今回新たに撮影許可が下りたことが大変貴重な機会とのこと。
なるほど、クリアな画質の写真も見所なわけですね。

著者が実際に赴いて、イームズハウスのエスキースから図面、工事中の写真、竣工後チャールズ自身が撮影した写真から、壮大なストーリーが再発見されます。
後で壮大なネタばらしがありますが、それはそれで良し(笑)
こういう楽しみもありですよね。

なんか名作住宅シリーズらしくて、安藤忠男の住吉の長屋とかもあるようなので、また機会があれば読んでみたい。

良書。