電球形LED

クラウドファウンディングで出資していた電球形LED、Siphonの先行生産品が手元に届きました。

普段、住宅の主照明には白熱電球を使っているのですが、LED自体にはとても期待しています。
ただ、まだ演色性能や光束に課題があるのも事実で積極的に使いたいなと思えるものが無いのが現状です。
そんな中で限りなくクリア球に近いこの製品。
実際に事務所のE26口金のモーガルソケットにつけて点灯してみました。
写真ですから、肉眼とはちょっと違って見えると思います。

昼間はかなり良い雰囲気です。

電球形LEDにありがちな放熱フィンがないためぱっと見では気がつかないかもしれません。
夜間点灯させてみると‥。

うーっん‥黄色い。白熱球の光とはちょっと違う、オレンジの光が目に眩しい。
カタログスペック上でもRa80なので演色性はお粗末なもの。
明るさも30W相当ですから、やはりまだ主照明に使うには躊躇します。
それでも初期の電球形LEDに比べれば、期待が膨らみます。

おそらく技術的に前進して、いつか住宅照明でもメインで使える性能になってくれると信じています。
3個買っちゃったので、ひとつは事務所でしばらく試験使用してみます。

ツジデザイン一級建築士事務所