一部で話題になっていたドキュメンタリー映画大いなる沈黙へを見てきました。
少し前に名古屋でも上映されていたのですが、なんと岐阜でも上映されると知り、地元で見ようと待っていたのです。
舞台はフランスのグランド・シャルトルーズ修道院。
一切のセリフ、音楽、照明も無く、ただただひたすら修道士達の生活を切り取るだけ。
ほぼ照明の無い修道院で、組積造の分厚い窓から差し込む光、回廊の列柱が落とす影。長い冬が終わり、歓喜の春に降り注ぐ陽光。光の映像なんだなと理解しました。
見終わった後、ただただ暗闇にほのかにゆれるロウソクの灯だけが印象に強く残っています。
美しい映像でした。
ツジデザイン一級建築士事務所
