まどのたたずまい
松が丘のいえ、筋交いなどの二次部材を取り付けつつ、屋根の板金を納めています。
この後、外壁の仕舞いに入るためその前に外部木製建具の枠廻りチェックも進めます。
近年の住宅では通常、外部に面した窓にはアルミサッシが使われることがほとんどですが、今回の松が丘のいえに限らず、ツジデザインでは木製建具を採用することもよくあります。
アルミサッシに比べると、気密の点で劣るのですがやはり手の触れる部分には木を使いたい。
窓はできるだけ小さく、ディティールやプロポーションにも気を使う。小さな窓ひとつのたたずまいが、そこから差し込む光が、その場所の空気を大きく変えてしまうのではないかといつも思っています。
とはいえ、工業製品とは違うため監理には慎重さも必要です。ただ木で作ればいいというものではないのです。
