ぐりぐら ぐりぐら

hideyasu2g2008-01-20


岐阜県美術館で開催中の「ぐりとぐらとなかまたち 山脇百合子絵本原画展」に行ってきました。
小学生の頃、図書室に置いてあった「ぐりとぐら」シリーズを読んだ方も多いでしょうね。

僕はぐりとぐらシリーズしか存じ上げていませんでしたが、他にもたくさんの作品を手がけていらしたのですね。

どれも水彩の優しいタッチで描かれ、みているだけでも幸せな気持ちになるようです。
お母さん達に連れられてきたちびっこ達も喰いいるように見つめたり、絵本を手にとって眺めていたり、ほほえましい。

大人になって見てみると、絵の緻密さに驚かされます。なんでも登場する動物たちはすべて本物を良く観察して描かれているとのこと。小物や植物も細やかに、かつ、優しく描かれていて、特に植物は種類もしっかりわかるほどです。

自分たちが子供の頃読んでいたように、現代の子供達も夢中になっているのを見て、なんとなく不思議な気分です。きっとこれからもずっと読み継がれていくんでしょうね。