少年たちは花火を横から見たかった

毎年恒例の長良川花火大会。今年も当然行ってきました。
岐阜市のアイデンティティー、長良川。この日は堤防道路も全て通行止めにして、賑やかな屋台が立ち並び、寂れた町も一変します。

今年は父からのお誘いで、嫁共々鵜飼舟に乗せてもらえました。

水面に映る、鵜飼船の庇の陰、かがり火をかかげ鵜達が川面に頭をつっこむのを眺めながら、ゆったりと花火鑑賞･･･
例年ならものすごい人ごみの中で、屋台のタコ焼き食べながら鑑賞しているところを、この贅沢。長良橋をはさんで見る花火はまた少し違って見えました。

高校時代、女の子と見に行った･･･なんて甘酸っぱい思いでも特に無い、凡庸とした青春時代を送ってきたにもかかわらず、花火が終わるとノスタルジックな気分になるのはなぜなんでしょうね。

屋台の白熱球の明り、イカ焼きの匂い、ときおり川面から吹く涼しい風。

あぁ･･･もうすぐ夏休みが終わっちゃうって感じ･･･しません？