ケンチク模型。宮本流

「ケンチク模型。宮本流」読了

鉄板の家SHIPやゼンカイハウスなどでこのところ注目の宮本佳明氏。氏が作ってきた数々の建築模型を「表現」の視点から解説したケンチク模型指南書。

道具は30度刃カッターにスプレー糊の５５、７７、金定規etc…。型紙作って、スチレンボードを皮一枚残して、スチノリでつけましょう。うんぬん。
そんな建築模型の入門書はいーっぱいありましたけど、、こうした切り口で模型についての書籍というのは珍しいんじゃないでしょうか。

「建築模型はディオラマでは無い」という言葉は、普段深く考えることもなく模型をつくっている身としては、ちょっと考えさせられる言葉でした。

まぁ、なにより、読み物としても読みやすく、実際の模型の写真も豊富ですから、写真を眺めながら作り方を夢想したり、雑誌掲載された実物と見比べて模型の「威力」を再確認するのもまた楽しいかもしれません。

しかし、こういう本を読んだりするとムクムクと模型を作りたい心がわきあがってきて、しばらくその予定も無いのに、材料を道具を買ってきてしまいますww

ケンチク模型。宮本流