3本脚
年末に1階に事務所を移転しました。(あんまり片付いていなくて見せられませんが・・)
とはいっても、一人でチマチマ引越ししてるうえ、普段の業務でなかなか全機能移転できていないのですが・・。
しかしいままで6畳+押入れだったのが、8畳+床の間+仏間になるだけでここまで広々とするとは!
床の間にうまくプリンタ類を収納できたのが大きいです。
これでようやく少し事務所らしくなった2G-Design。打ち合わせの場所も確保できたことだし、打ち合わせ用テーブルとチェアが欲しい!!
欲しい!欲しい!
いろいろ考えた結果・・・やってきました!
フリッツハンセン社のアントチェア。デザインは言わすと知れたアルネ・ヤコブセン。
1952年のデザインですからかれこれ半世紀以上生産され続けているんですね。
今スタンダードに生産されているのは4本脚ですが、オリジナルは3本脚。
ヤコブセンが生きている間も、バランスが悪いという理由で何度も4本脚への変更案が提示されたようですが、ヤコブセン自身が決して首を縦にふらなかったそうです。
ヤコブセン自身が「この椅子が最も綺麗に見えるのは3本脚だ」という信念を曲げなかったのでしょうね。
というわけでヤコブセンに敬意を表して3本脚を購入。
自分がある程度、長く使いたいものを選ぶとき、基準にしていることがあります。
「10年後も同じ製品を買うことが出来るか」
コップやスプーン、椅子etc何にしても、物質である以上いつかは壊れます。今は妻と2人ですがいづれ家族も増えるでしょう。友達が遊びに来たときも、良いデザインのカップでお茶を出したくなるかもしれません。
そうしたとき、「いつも同じものを買い足せる」これはとても重要なことだと思うのです。
4脚セットの1脚が壊れたから・・全て買い換えるわけにはなかなかいかないですよね?
スタンダードな良い製品がいつまでも生産され続けるというのも、立派なエコだとおもうのですが、どうですか?
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