ユニソンセミナー
エクステリアメーカーのユニソン主催のセミナーに参加してきました。
「家と庭の豊かで新しい関係」と題して、住宅ジャーナリストの三浦祐成氏、住宅建築家の伊礼智氏、造園家の荻野寿也氏の三方による講演会とトークセッション。
三浦氏は2025年あたりまでの今後の住宅需要の予測が破滅的に落ち込むこと、生き残ることが出来るのはトップのHMと中堅ビルダーで、小規模工務店は激減するだろうとの厳しい予測。設計事務所はそもそも数に入っていないさらに厳しいご指摘。
伊礼氏と荻野氏の協働作品は雑誌でも何度も見ていましたし、著書も読んでいましたので初めて聞く内容ではありませんでしたが、それでも大きくうなずかされる内容も多く、実りある講演会でした。
これまでも、建物はできるだけ小さく植栽に充分な予算をというのは自分の設計でも心がけてきたことですが、やはり住み手はまず住宅に目が行きがちで、説得しきれていない部分もありました。
やはりもっと粘り強くなぜグリーンが建築と同価値に大切なのか、説明が肝心だと確信しました。
三浦氏の指摘のように、単に頼まれた住宅を設計するのみではなく、一般の方への啓蒙も重要だなとも感じました。
話しを聞いて、勉強した気になってるだけでなくきちんと咀嚼吸収したうえでアウトプットしていきたいですね。
