スケッチトラベル

スケッチトラベル日本語版が届きました。

この赤いスケッチブックは、アーティストからアーティストへ手廻しにされ4年半かけて世界を旅してきました。
発起人は今ではピクサーのディレクター堤大介とその友人ジェラルド・ゲルレ。
もちろん名前は知らないアーティストもたくさんいるのだけど、フレデリック・パックや寺田克也松本大洋なんかの名も。
そしてトリに宮崎駿
堤氏がスケッチブックを宮崎駿氏に手渡す時、厳しく叱責されたなんていかにもらしいエピソードじゃないですか。
そしてスケッチを提供したアーティスト達の多くが、自分がこんなメンバーに混じって絵を描いていいのか?と葛藤する姿。
スケッチブックを無くしたり、コーヒーをこぼして台無しにしてしまうんじゃないかという恐怖と戦う姿に、なぜか少し安堵感を覚えます。
「1,2時間で描ける簡単なスケッチを」という話が先に描かれたスケッチに触発されてだんだん大げさになっていく過程も楽しい。
もちろん、ただパラパラとめくっても最高のスケッチ集になってます。
公式サイトはこちら。http://www.sketchtravel.com/?lang=ja