いわたのいえ 打ち合わせは進むよ

hideyasu2g2008-09-07


週末はいわたのいえの打ち合わせでした。
平面プランは固まり、いよいよ「実施設計」と呼ばれる実際に見積もりや工事に使われる図面の作成に入っています。

実施設計の中でももっとも基本的な「平面詳細図」これは、平面プランをより詳細に描き表したもので、間取りはもちろんのこと、通柱や管柱の位置、数、開口部の納まりetc多くの情報を持っています。そしてもうひとつの重要な図面、「矩計詳細図」。「クケイ」ではなく、「カナバカリ」と読みます。

こちらは建物を縦に切断した部分を表す詳細図。こちらは平面からは読み取れない、基礎、梁や桁の位置、高さを表すものです。

そして、各部屋のインテリアを図示した展開図。これは、部屋の中心に立ち東西南北各々の面を投影したものです。

これらで全てではないですが、こうした図面は設計の初期から最後まで手を加えながら完成度を上げていきます。


今回の打ち合わせでは、主に展開図をご説明。
各部屋のインテリを、実際に使用する仕上げ材料を明示しながらひとつひとつ説明していきます。

トップの写真は今回の打ち合わせのために取り寄せたタイルのサンプルの一部。
こうして実物を見て、触って確かめてもらいます。

ほぼ2週間単位で打ち合わせを重ねて、早3ヶ月。いよいよ設計もエンジンかかってきました。
次回は照明、設備関連の打ち合わせです。