クワズイモ

hideyasu2g2008-02-23

部屋にグリーンがあると、ちょっとだけ生活が潤う気がしませんか?
というわけで、事務所に新しいグリーンを入れました。
クワズイモ。まぁ平たく言えば、イモの葉っぱです。

以前手に入れた、白いスクエアな鉢に会う観葉植物を探していたのですが、たまたま買い物に行ったホームセンターで見つけて即決。
力強くつきだした幹(?)からちょこんと広がるハート型の葉っぱがたまりません!
サトイモ科の観葉植物、ほかにもモンステラもいるのに…。でもまぁ、好きだからいいか。

ツジデザインの事務所は元々8畳の和室だった部屋の床だけをフロアーに改造した簡単なものです。そこにデスクとA2プリンタと打ち合わせテーブルを置くともうめいっぱいで、なかなかに余裕のない雰囲気ですが、それでもちょっとグリーンがあれば彩りがプラスされて気分も爽快です!

これで、事務所でひとりチマチマ仕事をしていてもはかどること間違いなしです。
みなさんも、部屋にちょっとだけグリーンを置いてみませんか?きっと気持ちいいですよ。

この世界の片隅に(上) /こうの史代

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
夕凪の街桜の国」で一躍時の人となった、こうの史代の新作。
クオリティーは相変わらずに高い。

昭和19年の広島。主人公、浦野すずは軍都、呉へと嫁ぐ…。
と、時代設定と舞台だけ聞けば「夕凪〜」を思い起こさせるけど、内容はいつものこうの節。どちらかといえば、「長い道」や「さんさん録」に近くて安心して読める。

当時の生活を丁寧に丁寧に拾い出す、この手法はこうの史代ならでは。
子供時代、水原を見送る後ろ姿、丘の上で夫の周作と大和を見るすずetc時折はっとさせられるほどの画力の高さを見せつけられる。

すずと周作が見た大和、昭和19年4月てことは、呉海軍工廠での対空改装後からサイパンへの出撃の間か。よく調べてある。

(上)ということで、当然(下)もしくは(中)(下)が出るんだろうけど…。作中でも生活が厳しくなっていく記述があるように、少しずつ暗い話になっていくんだろうか。
うーん。