見積もり

周のいえ、実際の工事に使う実施設計図面が出来上がりました。

実施設計図面には間取りなどがわかる図面から、どんな材料を使うのか、ドアなどの建具がどういったものか、構造、照明器具などの電気、トイレやお風呂などの設備まで、事細かなことが記載されています。

この実施設計図面を元にして、工事を請け負っていただく工務店さんに、この図面に描かれた住宅がいくらで建つのかを計算してもらいます。これを見積もりと呼びます。

見積はおおむね2週間ほどかかり、出てきた金額と、見積もりの内容を設計事務所がチェックし大きな抜けや齟齬がないか確認します。
住宅は部品点数も膨大で、材料や職人さんの人工賃も日々変化していくので、この見積の工程を経ないと正確な金額をはじくことが難しく、たいていの住宅では初回見積もりの時点では目標金額をオーバーしてきます。

周のいえも、このように工務店さんに見積もりを出してもらい、クライアント様に内容の説明を行った上で、でてきた金額でOKか、減額設計を行うか判断をしていただきました。
今回も当初目標予算より1割ほどオーバーしていましたが、この内容でこの金額であればと納得していただき、Fix。

この後、工務店さんとの契約を経て工事着工となります。
来春竣工予定。

ツジデザイン一級建築士事務所