軒先

松が丘のいえの、軒先部分の写真です。黒いプラスチックダンボールのようなものが軒先の通気部材です。

ここから外気を取り入れて、屋根のてっぺん棟部分の換気口から排気していきます。
これは単純に温度の高い空気のほうが軽いという物理現象を利用した換気なので、故障もなく効率的に屋根内の換気ができます。
特に夏場の屋根内温度は70度を超えるため、断熱材と共に、先日のブログでの遮熱ルーフィングなどと合わせ、通気も重要になってきます。
単に断熱材を何mmいれたというだけではあまり意味がないのです。

デザインは当然として、こうした技術的な部分もしっかり押さえておきたいですね。

ツジデザイン一級建築士事務所