金継

週末の土岐美濃焼き祭りに備えて、この一年で割れたり欠けたりした器を補修しました。

名古屋のhaseさんから連れ帰った、林さとみさんの湯のみと、多治見の陶林春窯さんから連れ帰った青木良太さんの湯のみ。
その他陶器市なんかで少しづつ買いそろえた小鉢等。

本来であれば、本漆と小麦粉で作った接着剤やコクソと呼ばれる漆ととのこで作ったパテで継ぐのですが、本漆はかぶれの問題や湿度管理などデリケートなため、接着剤とかぶれのない新漆を使って金継もどきで補修しています。
一応それらしくは治ります。

新品の綺麗な状態が最高で、傷や繕い痕は忌むべきもの。本当にそうなんですかね。
もうしばらく、この素人仕事の金継された器達と付き合っていきたいと思います。