ボリュームチェック

先日敷地を見にいった計画案。
今回は(も?)なかなかの難産ですでに3案目。
自分のなかで「ヨシキタ!」がでず、すでにもう2週間以上も手を動かし続けています。
こればかりは案が「降りてくる」までひたすら手を動かすしかないのですが、降りてくるときはあっさり降りてきてここ数週間の苦悩はなんだったのかと拍子抜けすることもままあります。
今回もそんなパターン。納得いくプランが出てくるときは本当に自然に、スッと降りてくるのです。

納得いったプランでひとまずスタッフさんにスタイロフォーム*1でボリューム出しをしてもらいます。

ボリューム模型で建物のプロポーションをチェックしてイケてるのかイケてないのか議論を重ねます。

クライアントに提示するまでに徹底的に手を動かす。僕達にできるのはこれしかない。

*1:本来は断熱材。硬めの発泡スチロールで密度が高く加工しやすいため建築模型の最初期に全体のボリュームをチェックするのに使います。断熱材に模型に建築学生のゼミ室での敷き布団にと大活躍のユーティリティプレイヤー