引き手金物

加納のいえ、建築が進むと共に建具屋家具の打ち合わせも同時に進んでいきます。
建具(いわゆるドアとかガラス戸)うちの設計だと引き戸が中心になるのですが、いつも悩むのが引き手金物。
いつもはなるべく存在感が希薄なように小さめを選ぶのですが、今回はしっとりしたインテリアということもあって
いくつかの建具には製作で引き手を作ってもらうことにしました。
僕が原寸で描いた図面を下に、いくつかの樹種で実際のサイズに削り出してもらいました。

左からウエェンジ・ブラックウォールナット・チーク・オークの4種。
建具本体はオークですから一番右。
引き手の感触は、図面を起こす時にその辺りにあるもの片っ端からニギニギ握ってみて、感触を確かめていいなと思ったものの寸法を測って描いているのでなかなかでしたが問題は樹種。
この扉にさてどの引き手を選ぶか。悩みます。