PILOT 色彩雫


パイロットから販売されている、万年筆用のインク、色彩雫シリーズ。
ボトルのデザインが可愛くて以前から気になっていたのを思い切って試してみた。

濃いめのブルーブラック[tsuki-yo]をチョイス。

LAMYサファリのように、本来カートリッジタイプの万年筆にこうしたボトルインクを使うには、インクコンバーターが必要。
本当は他のメーカーのインクを充填するのはあまりお勧めではないらしいが安価なカジュアル万年筆なので…。よい子は真似しないよーに。

コンバーターをセットして、赤いハンドルを廻すと内部の弁が上下する。
弁が一番下にくるまで廻してペン先をボトルに浸し、再びハンドルを元に廻すとインクが充填される仕組み。
ペン先全体がインクにとっぷり浸かるまで浸すのがポイント。ペン先が激しく汚れるけれどこういうものと割り切る。

万年筆で書いた筆跡は、一文字の中に微妙なインクの濃淡が出て美しいく、トメ、ハネ、ハライを意識して書くと僕のような悪筆でもなんだか字がうまくなった様に錯覚できる。
特にこの月夜は、微妙にグリーンがかったブルーブラックで味わい深い色合い。

なかなか本格的な万年筆デビューができないままでいるけれど、いつかスーベーレーン400か600あたりを狙っていきたいなぁ。