プリンタマニア

事務所にインクジェットＡ３複合機を導入しました。
BrotherのMFC-6490CN

僕のような小さな設計事務所に大型の複合機は少々オーバースペックで、置き場所の問題やリースの固定費を考えて、なかなか導入できないでいたところに、やってくれました我らが兄弟！
A3プリント、コピー、ファックスでADF、有線無線LAN付というイタレリつくせりです。
これで雨の深夜、明日どうしても出したい確認のため公図をコピーにコンビニへ…なんてのから開放されます！
設計仲間に気になっている人も若干名いるみたいなので、簡単にレビューしてみました。

■サイズ
Ａ３対応なのでそれなりに設置面積は取るもののレーザー複合機と較べれば遙かにコンパクトです。奥行き４５０のメタルラックの上に設置したけどダイジョウブそう。
用紙トレイは２段で、Ａ３利用の場合はトレイを伸張させます。少々不格好ですが仕方がないかな…。
でもなによりこれでA3インクジェットとA4インクジェット複合機を処分出来るのが素敵。

■印刷
A3の図面をモノクロプリントしてみましたが充分に鮮明ですし、カラーもプレゼン用の建築パースを普通紙やコート紙にプリントする程度なら問題ないと感じました。
写真プリントはやはり４色機ということで…まぁこんなものか。
E社やC社の６色機と較べるのは酷ですね。

■コピー
こちらもモノクロ、カラー共充分な品質。むしろこの価格でADF付！これで計算書のコピーや確認申請の写しの作成なんかが随分楽になりそうです。スタック、ソートそれぞれ可能なのも素晴らしい！
ただ、A4とA3の自動認識は出来ないので、あらかじめCopy前にトレイ１かトレイ２かで用紙選択しないといけません。両面コピーも無し。価格から考えれば仕方がないですが、次世代機はぜひ！
例の気になる蛍光ペン問題はテストしてみました。同業者のよくあるシチュエーションとしてCAD図面に印刷品質[普通]カラー[モノクロ]で普通紙にプリントしたものにスタビロの蛍光ペンでラインを引いた物をコピー。
左がオリジナル、中央がそのモノクロコピー、右がカラーコピーをデジカメで撮影したもの。
どうもこれはスキャナの光源色が理由のようです。参考までに。

■ファックス
こちらも機能についてはCopyに準じます。
電話帳の登録件数は１００件、まぁ充分でしょ。
同胞送信も可能なので、「入札のお知らせ」も楽々。
メモリー受信して見てからプリントも可能です。
ひかり電話で２番号にしてますが、それも(当たり前だけど)無問題。

■スキャナ
書類やなんかをpdf化するのにADFが大活躍なのは言うまでもないですが、取り込んだpdfをSDカードやなんかに取り貯めることもできます。お出かけ前にセットして帰ってきたらpdf化☆
イメージ、ＯＣＲ、Ｅメール、ファイルとそれぞれ取り込み時の設定が可能です。
OCRは純粋にtxt取り込みのみで、画像on透明txtのpdfを作成するような芸当はさすがにしてくれません。
Eメールは取り込んだ画像をjpgなりpdf添付してメーラーを起動してくれるというもの。Becky!2でも問題なく起動。

用紙トレイやADFの作りがチャチだったり、用紙の自動認識をしない等、レーザー複合機にはかなわない部分も若干ありますが、この価格なら納得ですね。
ガシガシ使って仕事片付けましょう〜。